2024年3月に、ずっと行ってみたかったフィンランドへ一人旅をしてきた時の日記になります。
フィンランドへ到着して2日目はヘルシンキから従姉妹が住むトゥルクという街まで、バスで移動です!
2日目 スケジュール
空港(Helsinki-Vantaan lentoasema) ※ABC ゾーンの切符
Fazer Café Forum(7:30~) で朝ごはんを食べる
Mannerheimintie 20 Kauppakeskus Forum 1st Floor, 00100 Helsinki, フィンランド
カンピセンター(Kamppi)からオンニバスへ乗ってトゥルクへ
オンニバス(Onni Bus) ヘルシンキ 10:15発
トゥルク12:25着『空港 ⇒ ヘルシンキ ⇒ トゥルク』 従姉妹に会えるかな!?
リラックスして往路は過ぎ、少し早めにヘルシンキのヴァンダー空港に到着した。
まだ朝の5時台、街に出てもお店も開いていないので空港のスタバでカフェラテを注文、たどたどしい英語だけど通じた。今日のミッションは、ヘルシンキの中心街へ向かい、従姉妹が住むトゥルクまでバスで移動すること。1人で焦りたくなかったので、時間はたっぷり取ったスケジュール、バスは10時代にヘルシンキを出発する予定、市内へはゆっくり向かう。
スタバで時間をつぶすことに疲れてきて、6時半前には空港からヘルシンキ中央駅へ向かった。事前に準備しておいたHSLアプリで切符を買い、迷うことなく電車に乗り込めた。電車の窓から雪が残る世界が広がる。フィンランドにやってきた!
電車のドアが開くたびに、冷たい空気が入ってきたよ。来ちゃった!!
とても静かな社内から、朝焼けが見えた
心細い気持ちもあったけど、一人で来れた
充実感が湧いてきた。
電車内はとても静かだった。日本よりも静かかもしれない。重いスーツケースを持ち運ぶのが大変だけど、限られた日程の中で、可能なかぎり、できることはたくさんしたくて、早朝から開いているファッツェルカフェへ行って、チャイとシナモンロールを注文した。ここでもなんとかカタコトの英語で乗り切る。この英語力で、よくひとり旅を決行してるなぁと自分で感心する。お店の方は親切に席の案内をしてくれた。
シナモンロールを食べ終わったら、また重いスーツケースを持って移動。バス停のあるカンピショッピングセンターへ向かう。雪を溶かすために使われるのか、道に砂利が撒かれていて、スーツケースの車輪が壊れそうな音を立てているのが心配になった。
フィンランド、初シナモンロールはファッツェルカフェへ
シナモンペーストが甘くておいしかった!
カンピショッピングセンターについて、砂利から解放されてほっとした。バス停を見つけたけど、乗る予定のオンニバスのバス停ではないみたい。オンニバスのバス停はどこだろうと、ショッピングセンターの中を歩き回った。
無事にバス停を発見し、重い荷物を持ち歩くことに疲れたので、バス停のベンチで定刻まで待って、予約の情報が書かれたメールを運転手さんにスマホで見せて、無事に乗り込む。2階建てバスの一番前の席にしたので、景色がとてもよく見える。窓から見える大きな川に流氷のように氷が張っている、雪と森、フィンランドの国旗はこの景色にぴったりだなと感じた。
昨日の出発から、ずいぶんと時間が経ってきた。どっと疲れがやってきて、バスの中でかばんを抱えながら少し寝てしまった。目が覚めたら、従姉妹が住むトゥルクまで、あと1時間ほどだった。乗車時間の予定は2時間の予定、無事に会えるかドキドキしてきた。
従姉妹と会うのは祖母のお葬式依頼、5年以上ぶりだ。従姉妹はフィンランドに住む人と知り合って結婚し、10年以上はフィンランドに住んでいる。こんなに遠くまで、よくお嫁に来たなぁと思った。
雪と森の景色を越えて、街に入ってきた。バス停まで迎えに来てくれているとスマホに連絡があり、バスのガラス越しに従姉妹が手を振っているのが見えた。
『わー、会えた!ひさしぶりー!!!』
従姉妹のお姉ちゃんは、ちっとも変わってなかった。旦那さんも一緒に迎えに来てくれていた。背の高い旦那さんで、スーツケースをひょいと持って、車に乗せてくれた。スーパーで一緒にパンを買ってから、従姉妹のお家へ向かう。
なんだか昨日から、一日がずっと続いているようで、時間の感覚が変だけど、まだ13時でランチタイムだった。従姉妹のお姉ちゃんが、カレリアパイを用意してくれていた。日本では馴染みのないフィンランド料理、優しい味のパイだった。
旦那さんは、仕事の合間に迎えに来てくれていたので、ランチのあとにお仕事へ出かけて行った。代わりるように、従姉妹の息子くんが帰ってきた。小学校6年生、日本語が話せるのでたくさんお話しした。お気に入りのおもちゃを見せてくれたり、小学生はまだまだかわいいなぁ。
従姉妹の息子くんがお留守してくれるというので、従姉妹のお姉ちゃんと、家の前の森を抜けてスーパーへ行った。白樺の木が生えていたり、湖があったり、凍ってつるつるの道を気をつけて歩く。スパイクは必須アイテム!雪景色の森はきれいだった。緑が美しい季節にも、また来訪したいと思った。
スパイクを履いて、滑らないように気を付けて歩いた
夏にはブルーベリーがたくさん採れるそう!
フィンランドのスーパーでは、アラビアやイッタラが売っていて、セールになっていることもあるのでとてもお得!たまたま、私が好きなアラビアのクロッカスシリーズがセールになっていたので、お皿を購入した。
ほかにも、フィンランド土産の定番のファッツェルのチョコレートなど、たっぷり買い物をして従姉妹のおうちへ帰宅した。3月は日暮れの時間は、日本ドあまり変わらないぐらいだった。
従姉妹のお姉ちゃんとは、ひさしぶりの再会でずっと話していられる。息子くんも面白かった。夜ごはんには、フィンランド定番料理のサーモンスープを作ってくれて、とてもおいしかった。
サーモンスープ大好きになったよ!
フィンランドのおうちは、セントラルヒーティングでとても暖かい。気持ちのいい部屋の温度で、外がとても寒いことを忘れてしまう。1人でフィンランドまでたどり着いた充実した気持ちのまま、ベットに横になった途端、気を失うように眠った。
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