フィンランド一人旅日記　【Day３】フィンランド最古の街、トゥルク観光

フィンランド一人旅、３日目の記録です。フィンランド最古の街、トゥルクを観光しました。最古の街ということで、お城や教会があり街の中心にアウラ川が流れている素敵な街でした。

トゥルクはフィンランド最古の街

私の従姉妹が住む街「トゥルク（Turku）」、フィンランドでは最古の街として知られていて、街の中心にはアウラ川が流れている。昼ごはんまでは、暖かい家の中でゆっくり。アウラ川の名前がついているフィンランド産のアウラチーズを食べさせてもらった。アウラチーズはブルーチーズになると思うのだけど、塩味が効いていて食べやすかった。

フィンランドは世界で一番、緑（木々）が多い国だそう。日本は世界で２番目。フィンランドと日本、１位と２位だけど緑の様子が違うと感じた。フィンランドは森、日本は山、フィンランドは高い山が見えることはなく森がたくさんある感じ。従姉妹のおうちの前にも森があるので、暖かい部屋の中の窓から覗くと雪と森が見える。日本の高原に出かけたような景色が広がっている。部屋の中は本当に暖かくて、寒い季節であることを忘れてしまいそう。

外出するときには外は寒いことを思い出して、しっかり防寒して外出することが肝心のようで、街を歩いている人は服の出入り口をきっちり締めている。寒い国に住む人々の習慣なんだろうと思う。私も真似してしっかり防寒した。

アウラ川がきれいな街、トゥルクを観光

お昼ごはんを食べてから、いとこ甥にお留守番をお願いして、従姉妹と一緒にトゥルクの街へ観光に出かけた。お天気は残念ながら曇天だけど、寒い国の寒い季節を楽しもうと思う。

従姉妹の案内で、まずはトゥルク城へ行き、アウラ川沿いを歩きながら街を観光することになった。トゥルク城まではバスで向かう。バス代は従姉妹が払ってくれた。トゥルクもクレジットカードでほぼ完結するらしく、従姉妹は現金は緊急用しか持ち歩いていないということだった。いざ、トゥルク城へ！

トゥルク城を見学した後は、アウラ川に沿ってトゥルクの街を散策。曇天でもきれいな街なみ、大きな船が停泊していたりする。トゥルクからは、船でスウェーデンのストックホルムにも行けるよう、いつか行ってみたい。

アウラ川沿いを従姉妹とたわいない会話をしながらブラブラ散策する。川沿いは遊歩道がずっとあって散策しやすい。渡し船（道路ごと動くようなシステム）もあるので、対岸にも簡単に渡れる。

従姉妹とおしゃべりしながら観光をしていたらあっという間だった。ずっと笑っていた。日本のこと、フィンランドのこと、家族のこと、たくさんおしゃべりして楽しかった。遠かったけど久しぶりに会えて嬉しかった。

ヘルシンキへ戻る。本当の一人旅が始まる…

あっという間のトゥルク滞在、もう少しいたかったけど観光したいスポットがヘルシンキ近郊に多いので、従姉妹とお別れしてヘルシンキへ戻る。行きと同じオンニバス（OnniBus)に乗る。バスの窓から、いとこ家族に手を振ってお別れする。これから、本当に一人きりの旅が始まる。少し緊張した。

予定どおりにヘルシンキへ着いた。重い荷物を受け取ってカンピセンターから、エクスペディアから予約をしているホテルまで行く。ヘルシンキは治安がいいとは言え、夜に一人で歩くのは緊張する。Googleマップであらかじめ道を確認してぐんぐんと進む。思っていたよりも道が暗くて怖かった（あとで気が付いたけど、Googleマップがにぎやかではない方の道を案内していた…）けど、なんとか到着した。雪解けの道は砂利がすごくて、スーツケースを引きながら歩いたので、カンピセンターから道は長く感じてしまった。

I have reservation…　Check in , Please…

エクスペディアの画面を開きながら、フロントでチェックインをする。ホテルの概要はエクスペディアであらかじめ確認しているので、英語の案内も聞き取れたような気がした。カードキーを受け取って部屋へ向かう。

部屋は天井が高くて、とても素敵だった。まさに北欧デザイン！！４泊するお部屋が素敵で安心した。
明日は、ずっと行ってみたかったマリメッコの本社とイッタラ・アラビアデザインセンターへ行く予定。

自分で考えた行程表を見つめながら、いとこが作ってくれたお弁当を食べて眠りについた。