日本の紅葉ってきれいですよねぇ、タイミングやお天気にかなり左右されるとは思うのですが、日本でみた「息を吞む絶景」と言えば、紅葉シーンに多い気がしています。桜もきれいですが、紅葉もかなりきれい!特にここ数年は、私は山の紅葉が大好きです。その紅葉の絶景の中でも、特にきれいと言われている「涸沢カール」の紅葉を見に行った時の記録を日記としてまとめてみました。チャレンジしてみたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。
行 程(2泊3日)2021年10月1日~3日
【Day1】 ~くもり~
12:00 上高地バスターミナルへ到着
お昼ごはんをバスターミナルで食べる
13:00 宿泊地の徳澤へ向けて、バスターミナルを出発
15:00 宿泊地の徳澤へ到着、明日の準備をしつつ宿でゆっくりする
上高地は動物(サルやクマ)も多く住んでいるので、日が暮れる前に宿につける計画を!
【Day2】~晴れ~
5:15 宿(徳澤)を出発
6:45 横尾へ到着
7:56 本谷橋へ到着
10:00 涸沢カールへ到着
お昼ごはんを食べたり、景色を見たり、コーヒーを飲んだり、写真を撮ったり
の至福の時間
12:00 涸沢カールから下山開始
13:30 本谷橋へ到着
15:30 宿(徳澤)へ到着、預けておいた荷物をピックアップして本日の宿の明神へ向かう
16:30すぎ 宿(明神)へ到着(暗くなってきて、怖かったけど動物に遭遇もせずよかった~)
徳澤の予約が取れず、明神の宿となったため少し距離が伸びて、クタクタになったけど
明神のお宿でも優しく迎えてもらえました。
【Day3】~晴れ~
8:30 起床
10:00 宿からバスターミナルへ向けて、出発(岳沢湿原を抜けて、バスターミナルへ向かう)
11:20 バスターミナル到着、お昼ごはんを食べる
13:00前 帰宅
宿の予約:美しい紅葉が見れることで有名なことからも、とても人気なので、宿が取れるかとどうか
まずはポイントです。6月初旬ごろから、計画することをおすすめします。
日 程:初心者ならば、重い荷物を持ってあがらなくていい、上高地宿泊+涸沢カールピストンが
おすすめです。
宿の場所:ピストンの距離が短い場所は、横尾です。徳澤は少し遠いですが、私が宿泊した徳澤園は
山小屋とは思えないクオリティの宿なので、初山小屋の方にはおすすめです。
暮らしている街の紅葉よりもかなり早い時期にピークを
迎えます。毎年、9月末~10月上旬です。
Day1 天気はくもり、明日に備えて宿でゆっくり
紅葉の涸沢カールチャレンジ、1日目の天気はくもり、雨は降らず!
明日は晴れ予報なので、今日はくもりで十分です。仕事の時は起きれないので、山へ行くときは早起きできるのが不思議・・・(笑)
4時半起床で、5時半に家を出て、上高地に着いたのはお昼の12時でした(新幹線と電車を乗り継ぎました)
関西からであれば、夜行の高速バスで、早朝着という行き方もあるので、調べてみてくださいね!
お昼ごはんは、バスターミナルにある「上高地食堂」で
山賊焼きがのったラーメンを食べる!(すごいカロリー、今から歩くからよし!?)
山賊焼きは、長野の名物のから揚げです。とてもおいしいのでおすすめです!
1日目のお宿は、徳沢にある「徳澤園」
ここは、本当に素敵な山小屋でおすすめです。
以前に、ここに泊まってみたくて上高地へ来たのがきっかけで、涸沢カールへもチャレンジすることになったんです~
山小屋の大部屋も、徳沢園ならこんなおしゃれな感じです。
けど、歩かないと辿り着けないんですよね~(笑)
大部屋でも、仕切りがきっちりしているので、プライバシーは完備しているのが
嬉しいところ!
1畳ほどのスペースがあり、一人でごろごろするには十分な大きさです!
徳澤園のソフトクリームは、ここまで来たら、マストで食べる!
夕飯がとても豪華、ステーキも出てきますよ~
夕飯を食べながら、相席になった方とお話するのも楽しかったりする
Day2 天気は晴れ!無事に辿り着けるかな!?
涸沢カールにも、宿泊ができる山小屋はあるのですが、荷物が重くなるので涸沢カールピストンを選択したので、早朝出発です!
山小屋の消灯は、夜の9時なので、みんな早起きで目的地へ向かいます。
私も友人と4時起きで、5時15分には宿を出発します。
朝は寒いので、玄関はストーブがついていました。徳澤の標高は1500mほど
朝はかなり冷えるので、しっかりとした防寒対策が必要です!
さぁ、行くぞ!
山の地図を買って、コースタイムを確認して、登山に挑むのは初めてです。
涸沢カールまでは初心者コースだというけど、今まで経験してきた地元の
低山とは様子が違うので、緊張します。
横尾に到着!
コースタイムどおりです。お天気も体調も良く、順調です。
本谷橋へ到着
涸沢カールまでは、あと2.4キロらしい…
少し休憩して、涸沢カールへ向かいます。
登山は、1時間ごとぐらいに、休むのがいいようです。(ペースが大事!)
行動食という軽食をつまみます。
休み休み、ペースを保ちつつ、ゆっくり進んできて…
ついに来た「涸沢」の文字!
涸沢ヒュッテのほうへ向かいます
涸沢ヒュッテ側と涸沢小屋側で、見れる景色が違うので、どちら側
へ向かうのかは、事前に調べることをおすすめします。
私が見た景色と同じ景色見たい方は、「涸沢ヒュッテ」方向へ向かってくださいね~
どーん!!
日本の景色とは思えない壮大な景色が広がります!
空の青と紅葉のコントラストに息をのみます…
遠くからも見えた涸沢ヒュッテの吹き流し
憧れていた涸沢カールの紅葉の絶景が目の前にありました。
現実感のないきれいな景色でした。
何度見ても、写真のようで肉眼で目の前にあるのが信じられないきれいさでした‥
雲一つない晴天は、本当にラッキー
2時間ほど、景色を堪能した後は暗くなる前に宿へ着くために、下山開始です。かなり名残惜しかったです…
紅葉時期の涸沢カールは、本当に人気で登山道も渋滞するので、早めのスケジュールを立てることが肝です!
Day3 上高地の絶景を見ながら帰宅
3日目の朝、さすがに早起きして外にでることはできなかったのですが、明神に宿泊したので穂高岳のモルゲンロートを部屋の中からみることができました。
宿泊は、明神にある「山のひだや」です。カフェドコイショというカフェも併設していて、とても素敵なお宿です。
豪華な晩ごはん、カフェドコイショは、ランプがとても素敵です。
おいしいケーキも食べれるよ~
梓川は、左右に遊歩道があります。岳沢湿原があるほうへ向かうと渓流沿いの木道歩きが楽しめますよ!
岳沢湿原
絵画みたいな景色です。
本当に上高地ってきれいですね~
岳沢湿原までは、バスターミナルからすぐ行けるので
上高地へ観光で行かれる方にもおすすめです。
木道なので、スニーカーでも行けますよ
3日目もとてもいいお天気でした。
信じられない絶景を見られた3日間、名残惜しいですが帰宅します。
ケガなく下山できたことに感謝して、また来られますように!
最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)
2019年に徳沢園に泊まってみたくて、訪れた上高地で、地元のおじさんに「涸沢カール」は初心者向けだよ~
と勧められて、さすがに2020年はコロナ禍で見送り、2021年の秋にチャレンジしました。
それまでは、地元の低山を楽しむ程度で、涸沢カールを登るにあたり足りない装備なども整えて、登山デビューとなりました。緊張もありましたが、ケガなく下山ができました。
この登山をきっかけに、もっと山の絶景を見たいと思い、少しずつアルプスの山などにもチャレンジしています。登山に興味がある方は、涸沢カールはおすすめです!